2段階比重選別の妙案

今季の種籾の比重選別は2段階で行って玄米の除去を考えていた
のですが普通の倍は時間がかり、丸1日はないと時間切れと
なるので今日は断念しました。


今度の週末かなぁ~



普通の慣行栽培の比重選別は塩を使って水溶液の比重を1.13程度で
行いますが、うちは去年までは1.17の比重でやってました。
ほぼ半分程度は浮いてしまいます。


今年は1.15程度にしようかと思ってます。


去年までは苗箱に100gの種籾を撒いていたのですが、
散播といっていわゆる「ばら撒き」で播種してました。
この散播は多少ノゲがあってもそれほど気にすることもない
のでそのまま播種してました。



今季は1箱に60gの超うす撒きのすじ撒きの播種機を買ったので
播種機のドラムの穴に1粒1粒籾が入ってセットされてから1列に
撒かれるのでノゲがあると穴に入らないか斜めに入ってしまい綺麗に
撒けないと思ってノゲをしっかりと取ろうと思った。

しっかりとノゲを取るため脱芒器にかけたのですが少し皮がとれて
玄米になってしまったのがあります。


この玄米を除去しておかないと籾が1列に並んでいても
玄米のところだけが発芽しないので欠株となってしまいます。


2段階の比重選別の方法
  これは塩を使った方法ではできません。
  塩では比重が2.0以上にはできません。

ではどうするか・・・
硫安を使えばできるということです。
硫安を使えば比重2.1以上の水溶液を作れます。
比重が2.1以上にできれば別のものでもいいのですが
ほかに思いつきません。



2段階選別方法

1次選別
    比重2.1以上の水溶液を使って比重選別を行うと
      
      玄米は沈む
      籾は全て浮く
  
     沈んだ玄米を廃棄して浮いた籾を2次選別へ回す

2次選別
    比重1.15の水溶液を使って比重選別を行うと
   
      軽い籾は浮く
      重い籾は沈む
    
     沈んだ籾を種籾として保存する       



この沈んだ籾は3月になれば温湯消毒が待ってますから、
それまでしっかりと水洗いして乾燥させておきます。






若いご夫婦の訪問と脱芒作業!

今日は、午前中、2歳のお嬢ちゃんを連れて若いご夫婦の訪問が
ありました。
若いのに健康な農産物の栽培に興味がお有りとかで、農業未経験ながら
チャレンジを模索しておられるようでした。

当地での農地の取得は農業委員会の決まりで農家でないと取得出来ないのですが
山間部なら耕作放棄田などがあるので比較的容易に取得できるかと思います。

自然農法で研修生とかアルバイトを使っている農家はこの辺ではないですね。
自然農法で10町も20町も耕作している大農場はそうそうありません。

農業未経験なら慣行農法の普通の大農場でノウハウを取得してから自然農法へ
転換を図る方が早いかも?

しかし実際の無肥料無農薬の米つくりに関してはもういろいろと失敗を
繰り返してきていますから知見もいっぱい持っているつもりです。
その時期が来ればどんどん公開していきますね。

自分が実際にやり始めた頃、別の自然農法の農家さんをネットで見つけて
電話しました。
ノウハウを教えてもらおうと思ったんですが、

   自然農法は場所が変るとうまくいきませんから、
   あなたの土地での方法を自分で見つけて下さい。

と言われてしまいノウハウを教えてもらえませんでした。


たしかにその土地、土地での条件や環境がありますから違うこともありますが
今思うと原理は一つですからどこの土地でも同じですね。


私は自然農法が広がって欲しいから出し惜しみはしません。
どんどん公開したいと思ってます。


ところで折角なんでうちのご飯を試食してもらいました。

普段のご飯とは全然違うと驚かれ、
また大変美味しいということで、
玄米1袋(30キロ)をご購入までしていただきました。

ありがたいことです。


帰り際に裏庭の鶏を見てもらってお別れしたのですが、若い人が少しでも

健康的な農産物に関心を持ってもらえることは大変嬉しいことですね。


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午後からは種籾の「ノゲ取り」をしました。
一般的にいえば「脱芒作業」ですね。

最初は循環型精米機を使ってみようと思ってやってみました。
これまったくダメです。
玄米になってしまいます。

慌てて中止。。。。



みのる産業の脱芒器に切り替えました。

脱芒器

これは昨年近所の農家さんからいらないので貰ってくれと言われて
タダでもらった脱芒器です。

最初は困っていましたが、さすが脱芒専用器だけあってきれいに脱芒できました。

ただ容量が10リットルなので作業がはかどらないのがネックですね。



まぁ今年もいよいよ米つくりのスタートですね。(^.^)







有機農法と無肥料農法との違いは!

有機農法の範疇に入るんだと思うが、
米糠を主な材料に土着菌で発酵させたボカシを反当たり400キロくらい
入れた。
土着菌は近くの杉林、檜林、竹やぶ、雑木林から採ってくる。
いやゆる「ハンペン」というものです。
微生物の「コロニー」です。

木箱に米糠と混ぜて培養する。
牛乳から乳酸菌を培養する。
これらの培養したものに「骨粉、魚粉など」の材料と混ぜて水分調節すると
3日くらいで温度が上がってきて発酵が始まる。
50度を目安に切り返しをして半月で出来上がる。

このボカシを反当たり半トンから1トン入れるのである。

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私はこのボカシを培養するところが引っ掛かる。
田んぼにはそれこそ膨大な数の土着微生物が住みついている。
その微生物の重さは、ある本によれば1反あたり数トンにもなるとか。

それほど微生物が沢山いる田んぼにワザワザ杉林や檜林、竹やぶなどの
菌を培養して入れなくても、微生物の餌を十分与えてやれば昔からそこに
いる菌は爆発的に繁殖してくれる。

・・・・・と思う。

まして田んぼの菌にとっては杉林や檜林、竹やぶなどの菌は「外来種」である。
外来種に田んぼ菌が席巻されてしまうかも?


人為的に菌を操作することは極力避けたいと思う。
自然と混ざることはあるだろうが、あくまでも気象とかの自然な力で
混ざることが重要で、人の思いつきや考えで混ぜてしまうのはどうだろうと
思ってしまう。


田んぼの菌は永い時間をかけて田んぼの条件が繁殖に合っていたからこそ
そこで繁殖してきたわけで、人為的に強制移住みたいに混ぜても田んぼの条件が
合わない場合もあり、それは環境にとってもいい事ではないように思う。


私が無肥料無農薬という農法にこだわっているのは環境を壊したくないという
思いもあるわけです。


無肥料とは菌に餌を与えて繁殖を促すだけで、作物の育成は
その田んぼの菌に任せてしまうという、極力人為的な関与を
しないような農法である。

人はただ菌が繁殖する環境を整えてやることが、やがて生物多様性の環境を生み
稲もそんな環境で健康に育まれていく。

・・・・・そのように思う。


今の化学肥料農法も有機農法も肥料を人為的に与えて生長を促進させる
という人の都合に合わせた農法である。

もっと稲が自然と生長できるような農法を目指したい。。。。
そんな環境を造る努力をしたいと思う。



田植機&除草機コラボ完成?

正月2日
昨年から懸案であった、
       田植機に共立の6連動力除草機をコラボする
作業を始めた。
妹の旦那が朝から手伝いに来てくれた。
2人で「あ~だ、こ~だ」と言いながら丸1日かかりましたが

なんとか田植機の前部フレームに自作した除草機のアームを取り付ける
事までは完成した。


除草機コラボ1

田植機コラボ2


田植機コラボ3


あとは除草機の先端にロープを結び田植機の運転席から引っ張ってみたが
お・重たい!

運転席から除草機を楽に上下動できる方法を思案してみます。
これがキーポイントになりそうです。


まぁ色々とどうすればいいか考えるのも楽しいものです。

しかし急がないと春作業が待っていますから・・・





迎春・・・

迎春!
平成24年が明けた。
朝は薄曇りでしたがなんとか初日の出は拝めたので
その足で近くの氏神さんへも初詣に行ってきた。

午前9時ころから農舎で例の田植機に除草機をコラボする
作業にとりかかった。
予定では去年中に完成しているんですが、予定どおりには
なかなかいきませんね。

元旦の朝から鋼鉄のL字アングルを切断している。
大きな音を立てていたので隣近所は何をやっているんだろうと
思った事だろう。

作業1

午後から材料を買いに元日から営業しているショップへ行きましたが
物凄い人でした。
福袋を目当てにやって来るお客さんが多かったと思う。


国旗



さすがに夕方からはのんびりしてました。


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