有機農法と無肥料農法との違いは!

有機農法の範疇に入るんだと思うが、
米糠を主な材料に土着菌で発酵させたボカシを反当たり400キロくらい
入れた。
土着菌は近くの杉林、檜林、竹やぶ、雑木林から採ってくる。
いやゆる「ハンペン」というものです。
微生物の「コロニー」です。

木箱に米糠と混ぜて培養する。
牛乳から乳酸菌を培養する。
これらの培養したものに「骨粉、魚粉など」の材料と混ぜて水分調節すると
3日くらいで温度が上がってきて発酵が始まる。
50度を目安に切り返しをして半月で出来上がる。

このボカシを反当たり半トンから1トン入れるのである。

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私はこのボカシを培養するところが引っ掛かる。
田んぼにはそれこそ膨大な数の土着微生物が住みついている。
その微生物の重さは、ある本によれば1反あたり数トンにもなるとか。

それほど微生物が沢山いる田んぼにワザワザ杉林や檜林、竹やぶなどの
菌を培養して入れなくても、微生物の餌を十分与えてやれば昔からそこに
いる菌は爆発的に繁殖してくれる。

・・・・・と思う。

まして田んぼの菌にとっては杉林や檜林、竹やぶなどの菌は「外来種」である。
外来種に田んぼ菌が席巻されてしまうかも?


人為的に菌を操作することは極力避けたいと思う。
自然と混ざることはあるだろうが、あくまでも気象とかの自然な力で
混ざることが重要で、人の思いつきや考えで混ぜてしまうのはどうだろうと
思ってしまう。


田んぼの菌は永い時間をかけて田んぼの条件が繁殖に合っていたからこそ
そこで繁殖してきたわけで、人為的に強制移住みたいに混ぜても田んぼの条件が
合わない場合もあり、それは環境にとってもいい事ではないように思う。


私が無肥料無農薬という農法にこだわっているのは環境を壊したくないという
思いもあるわけです。


無肥料とは菌に餌を与えて繁殖を促すだけで、作物の育成は
その田んぼの菌に任せてしまうという、極力人為的な関与を
しないような農法である。

人はただ菌が繁殖する環境を整えてやることが、やがて生物多様性の環境を生み
稲もそんな環境で健康に育まれていく。

・・・・・そのように思う。


今の化学肥料農法も有機農法も肥料を人為的に与えて生長を促進させる
という人の都合に合わせた農法である。

もっと稲が自然と生長できるような農法を目指したい。。。。
そんな環境を造る努力をしたいと思う。



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