玄米の放射能測定の限界値は!

3.11の東北地方の大地震で3.12に1号機が、3.14に3号機が、3.15に
4号機が爆発を起こして放射能がまき散らされてしまったのです。
わが家は福島の原発事故以来メジャーワークス社のANNAという食品放射能測定器を
購入して利用している。
玄米はもともと自然のカリウムが田んぼにはあるのでそれらを吸収してしまう。
慣行栽培の玄米で大体2.3Bq/kgの値の自然のカリウムの影響で測定されるという
ことです。
この測定器、容器を5センチ厚のものに換装しましたので長時間測定すれば検出限界値
2Bq/kgまで可能ということです。
メーカーに問い合わせたところもともと玄米中には上記のように2.3Bqのカリウムが
あるのでその値を測定してしまい厳密に放射性セシウムの値のみを測定することは出来ない
のです。測定値から2.3Bqを引けばその差がカリウム以外のセシウムの値ではないかと
思いました。

そんな訳で本日、玄米を測定してみました。
測定時間優先モードでは最長999秒(16分)なのでこれでは数Bqの玄米中の
セシウムを測定できないのでほとんど使っていなかったが
検出限界モードで検出限界値DLを3Bq(測定誤差1%)で最大測定時間99999秒
(27時間)にセットして測定した。
最大測定時間内でも検出限界値に達すれば終了するが環境に左右されるためどれくらいかかるのか
分からないのである。

IMG_6368.jpg

蔵の中なので測定環境はこんな感じです。


IMG_6366.jpg

画面の上部にDL 2.80Bq/kg と表示されているが検出限界値が2.80という
ことですね。
中央部の値が 3.51Bq/kg と表示されてます。
この値は当然自然カリウムの値「2.3Bq」を合算していますからセシウムの値としては
引けばよい訳で 3.51-2.3=1.21 となる。
しかしここでこう考えられる。
わが家は自然の無肥料栽培です。
少しサイズが小さいのですが下の図形のようになるのではないかと思う。

放射線測定結果.jpg

上記の図のように無肥料栽培の玄米が慣行栽培の玄米より2倍の自然由来のカリウムが
存在するとすれば慣行栽培の玄米中のカリウムの量、2.3Bqの2倍であるから4.6Bq
となり測定値3.51-4.6=-1.09となり不合理であるので実際は2倍までは
いかない程度に慣行栽培より多いということです。
しっかりと確定できないのがもどかしいですがほとんど問題の無いレベルではないかと
思われますね。


1000万円以上もするゲルマニウム半導体測定器なら核種ごとに分けて測定できるので
原発由来の放射性セシウムの値も確定できるのですが、クラウン1台分のANNAでは
そこまでの精度はありません。

しかしかなりの検出限界値まで測定できるので、食品の残留放射能の測定を希望される
方は魚でも野菜でもみじん切りにしてもってきてもらえば測定することは可能ですね。
まぁ3.11から5年・・・そろそろ緊張感も下がってきたところなので改めて注意喚起の
意味で記事をアップしました。







この記事へのトラックバック

最近の記事