3本の矢
平成26年6月18日にこの3本の矢を修正しました。
チェーン除草器も共立の3連除草機も使わず
和同の水田除草機のみでいけると思います。
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キーワードは「3本の矢」
1本目の矢
田植え後2週間までは4日置きくらいにチェーン除草器を
引く。所要時間は1反当たり10分強程度である。
目的は田面の高い部分の雑草の芽をチェーンで田面を引っ掻いて
水面に浮きあがらせる。
チェーン除草は基本的に5日毎に1ヶ月間は継続すること。
2本目の矢
田植え後2週間から3週間までは
共立の3連動力除草機(カルチ)を条に沿って動かす。
苗の植わっていない条と条の間を動力回転カルチで強制的に
発芽したばかりの雑草を水面に浮かび上がらせる。
この際、稗の場合は水面上に浮かばせるだけでは根が底までのびて
復活してくるので土の中へ埋め込むか田んぼ外へ取りだすこと。
この作業によって田面が掘られ畝が作られて丁度畝に稲が植付られて
いる状態になる。
この後チェーンを数回引いても可である。
3本目の矢
田植え後3週間から6週間ごろまで
和同の2輪式動力除草機による作業を開始する。
1本目の矢、2本目の矢の効果で作業を省略することは可。
この頃になると1の矢、2の矢で見逃した雑草はしっかりと
根付いているのでチェーン除草器では取れないので、条間は
もちろん株間も除草できる和同の除草機を使う。
ただ唯一の欠点は枕地で転回する時に車輪で苗を踏みつぶす。
1の矢、2の矢は苗を踏むことが無い。
例外(手取り除草)
随時上記各作業時に機械を一時止めて可能ならば手取りをすること。
特に大きくなった稗やグワイなどは手取りする。
平成26年5月9日記