えらい丁寧やな~と声をかけられる。
「えらい丁寧やな~」
と声をかけられた。
慣行栽培(肥料+除草剤+農薬散布)なら田植えは植え残しが出来ないように
額縁状に植えます。
この方法は除草機を押す場合には不都合なことになるのでわが家では
額縁状に植えていません。
サンドイッチ状という形ですね。
この方が除草機を通しやすいのですね。
除草は無肥料無農薬栽培の肝です。
肥料を入れない環境では自然の養分を稲と雑草とで争奪戦になるのです。
植物の養分の争奪戦とはつまり「根圏」がどこまで勢力を広げているかに
かかってきている訳です。
稲の根圏が雑草の根圏を凌駕すればそれほど雑草の影響を受けないで立派に
生長できますが、逆の場合は稲はとても貧弱な実りになってしまうのです。
除草剤の威力は完全に雑草を根絶やしにするが、除草機の場合は上手くいっても
50~60%程度の除草ができれば恩の字であると思う。
従って除草というより減草ということです。
稲に影響のない程度まで減らせればよいのですね。
除草作業の最終段階はいわゆる「手取り除草」であるが
手取り除草は田植え後1ヶ月ごろから始まる。
チェーン除草や動力除草機による除草はこの最終段階の
手取り除草に至るまでにいかに雑草の全体量を減らせられるかにかかっている。
この時期までに如何に「減草」させておくことが出来るかがとても大事です。