どや顔のツバメ!

偶然、窓のすぐ近くの電線にツバメが止まってました。

窓に顔を近づけてもガラスを隔てているのか逃げません。

時々顔を左右に振って
 
   「どや顔」

になってます。


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ちょっと一服ですね。


(*^^)v



茅の輪くぐり

今日は午前10時から熊野宇気比神社で「茅の輪くぐり」の神事が
ありました。
町内で3名の宮世話係りが決まってますが私もその1人なので
朝から準備に追われました。

生憎、朝から雨だったのでブルーシートで幕を張って雨を防ぐように
したり榊を準備したりお供え物を準備したりで雨の中、右往左往しましたが
なんとか定刻までに準備できました。
茅の輪をくぐって半年間のけがれを落とすという神事です。

神官さんを先頭に順に八の字を描くように茅の輪をくぐりますが
実際に前の人に続いて茅の輪くぐりをしているときはなかなか写真は撮れません。


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除草法あれこれ・・・

ただ今、水田の除草作業の最盛期です。
わが家は全く田んぼには有機肥料も化学肥料も入れないいわゆる無肥料での米つくりを実践している
数少ない(三重県内で2~3軒)農家です。


私なりに無肥料栽培の米つくりはこう考えてます。
無肥料栽培は人為的に化学肥料はもちろん
有機肥料さえも田に入れないのです。
つまり稲の生長に必要な養分の生成に人は直接タッチできない農法なのですね。

前作の稲刈り時にコンバインから田面に落ちた稲わらや田に自然と生えてきた藻や雑草類、
土中に生息している微生物群、小生物などの新陳代謝による死がいの養分供給などの効果で
たとえ人為的に人が養分を供給しなくても自然の野山のように稲に養分供給がなされるのですね。

肥料を使う農法(慣行農法や有機農法)は肥料計算ができるので反当たり何キロくらい肥料を
入れればこれくらいの収量が見込めるというのが分かります。
しかし無肥料栽培は肥料を元々入れないので収量の計算ができないのです。
つまり制御不能状態なのです。
どれくらい美味しく沢山収穫できるかは田んぼの生き物が決定してくれます。
私にできることはただひたすら「地道にコツコツ」と除草作業に勤しむ
だけなのですね。(これ結構肉体労働ですけどねぇ~)



わが家の田んぼにはいわゆる「ジャンボタニシ」が数年前から生息してます。
慣行栽培では稲の苗を食害する外来害虫に指定されてます。
しかし無肥料無農薬栽培では工夫しだいでは除草効果が期待できるようです。
○ 育苗期間を慣行栽培のように20日間ではなく30日間程度にして茎の固い中苗から成苗に
  してから田植えを行う。
○ 深植えで密植する。
○ 初期からジャンボタニシによる除草効果が発現しているときは除草機による
  機械除草の実施を検討する。
などうまくいけば除草剤を使ったのと同等の除草効果が得られるのです。

しかし今年はこんな事例がありました。
1.9反の田んぼはとてもジャンボタニシが多くて毎年2回程度の機械除草を
するだけであとはほぼ放置で水管理のみの状態が昨年まで続いていたのですが、
今年は様相が一変しました。
ジャンボタニシがあまりいないのです。それで結構な雑草が生えてしまいました。
そのため人力除草を行うことになったのです。
一方6.6反の田んぼは以前からジャンボタニシはいたのですがそれほど多くは
なかったので除草機での除草が欠かせませんでした。
しかし今年は一応除草機を3回かけましたが今現在、まるで除草剤を使ったかのように
1本の雑草も生えてません。
広い田んぼなので大変助かってますが昨年と様子が違っているので戸惑ってます。


やはり生物や土壌の状態にあまり依存した除草法では今回のように時として様相が
一変してしまうこともあるのでベースの除草法はきちんと確立しておかないといけないと思いました。

つまり
 1 気候にも左右されない(気温が高いとか低いとか)
 2 土壌の状態に左右されない(トロトロ層が厚いとか薄いとか)
 3 生き物に左右されない(糸ミミズやミジンコなどがいるとか、ジャンボタニシがいるとかなど)
方法による除草法です。
これはいまのところ和同の水田除草機をベース除草にしてます。
この除草機なら上の3つの条件を全てクリアしてますからね。


除草作業の軽減という意味では上の1~3の条件に当てはまる田んぼは
おそらく機械除草はしなくてもいいのだと思います。
残念ながらわが家の田んぼは当てはまらないのです。


なかなか除草法ひとつをとってみても奥が深いです。


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