地蔵盆と畦草刈り

今日は地蔵盆の行事がありました。
当地の地蔵は「辻地蔵」ではなくてじつはお寺のお釈迦さまに間借りしてます。
8月22日に御開帳といってお釈迦さまには別の場所に移ってもらい奥の方から
地蔵様を表に出してきます。
今日(24日)の午後3時からお寺さんで法要が行われ最後に幕を上げて地蔵さまを
隠して終了となります。
今年はちょっと紐がひっかかっていて幕がなかなか上がらずヒヤヒヤしましたが
無事に終わりました。

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さて夕方からは畦草刈りです。
台風15号の影響で25日~27日は雨模様なので週末は地域で一斉に
稲刈りが始まると思うのでわが家も予定している田んぼの周囲の畦草刈りを
しました。
雑草がかなり伸びていたので草刈り機のエンジンも時折止まりそうになりましたが
なんとか終わりました。
これで稲刈り準備はほぼ整いました。
あとは登熟を待つだけですね。
稲の刈り取り適期は「7日~10日」しかありませんから天候不順だと適期期間を
逃すことになるので見極めが重要です。
わが家は田んぼが「まっ黄色に発光」すれば刈り取り適期と判断してます。

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コンバインの掃除・整備

今日は4月15日前後に田植えをしたコシヒカリの田んぼで朝から
一斉に稲刈りが始まってます。
長雨が止んでから数日しか経っていませんから田んぼはまだドロドロですが
稲刈りしてます。
まぁ足首くらいまで入る程度ならコンバインでの稲刈り作業はできるのですが
膝下くらいまで足が入ると厳しいですね。

以前、ドロドロの田んぼで稲刈りを強行した人が途中で機体が沈み込んだので
作業を中止して明日レスキューしようとそのまま置いておき翌日田んぼへ行くと
機体全部が沈んでいたという信じられない話を聞いたことがあります。


わが家はまだ1週間から10日ほど先になりそうですから今日はコンバインの
掃除と整備を行いました。
長屋でコンバインのエンジンをかけようとキーを回すと
      まさかのバッテリー上がり
です。
10日ほど前にエンジンだけかけたときはかかったんですが今日は弱弱しくスターターが
回るだけでかかりません。
そこで充電器をスターター側に切り替えてスタートしようと思ったのですが、ここで問題が
発生しました。
コンバインの置き方が悪くて壁が邪魔になって穀物タンクを開けられないのです。
穀物タンクを開けないとバッテリーが見えません。
いつものようにコンバインを「出船」の形で置いておいたのですが
これからは頭から突っ込む形で置かないとだめですね。

しばし思案してましたが止む無くコンバインの下に潜り込みシャーシーの下から腕を
限界まで伸ばして手探りでバッテリーの端子にコードを繋ぐという離れ業をやりました。
(*^^)v
いや大変でした。


これでスターターでエンジンがかかったので庭に移動して早速掃除にとりかかりました。

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お昼過ぎまでかかって掃除・点検・給油・グリスアップをしました。

ただ今バッテリーを充電中です。
バッテリー液は規定量あったので自動充電にして満充電になれば自動で
切れるようにしてます。
自動で切れれば安心です。



いや機械は常に点検しておかないといつ何がおこるかわかりませんね。
今回はバッテリー上がりくらいで済んでよかったです。


このコンバインもあと1週間程でいよいよ出動です。
昨年は稲刈り終了間際で雨に降られたのですがもう少しだったので
雨中作業を強行したのです。
なんとか作業を終えたのですがあとでコンバインの内部が汚れてしまい
掃除に手間がかなりかかりました。

理想は湿度40%くらいの晴天で風速3~5mほどの風があり田んぼも
よく乾いている時に稲刈りはしたいものです。




ヴィーガンカフェへ行ってきた。

NAGI凪 61号 2015年夏号に掲載されていたヴィーガンカフェSimme(しんめ)
へカミさんと行ってきました。
ベジタリアンに興味があるのですがなかなか自分では始められませんので
雰囲気でも味わおうと思って記事の通り走って無事到着しました。

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店内は古民家を改装した感じでいかにも自然派というものでした。

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私は「麩のカツ丼」を頂きましたが結構味も濃くて美味しかったです。
(玄米ご飯がすこ~し少なかったかも?)
2階もありスペースも広くて大満足でした。

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この近くでは同じ伊勢市内の「喜心」(きしん)や「ヒメシャラ」というお店が
あります。

松阪市内では「はなうた」というベジタリアンのお店があります。
雰囲気はどれも古民家を改装したものですね。


思うにもうちょっと近代的な佇まいで、提供される食事が本格的ベジタリアン
という意表を突くお店があっていいのかなと思ったりもしました。
しかしベジタリアン=自然派というコンセプトを前面に出すとなると、
どの店も似たり寄ったりの雰囲気になってしまいますね。





米袋の準備

そろそろ稲刈りも近づいてきました。
今日、T農機屋さんに
  早いところではお盆から雨続きで田んぼがザブザブの状態なのに
  稲刈りをしてるとこがある。
という話を聞いた。
早場米は雨でも待ったなしで徐々に登熟してきます。
田んぼを乾かす余裕もないままの強行稲刈りとなるのですが
これは農協がコメの集荷日を指定してくるのでそれに間に合わせようと
  少々青くても・・・
  田んぼが乾いていなくても・・・
  早く出荷すれば色をつけてくれる(すこ~し高く買ってもらえる)
そのため刈り取ったらすぐに高温で乾燥させて短時間で籾摺りをして翌日
には出荷という段取りなのです。(稲刈りの翌日の午後には出荷です)



わが家も以前は農協へ出荷してました。
しかし折角無肥料無農薬のお米なのに農協へ出荷すると他所の化学肥料+
農薬使用の一般栽培米と混ぜてしまうのです。
これではなんの作り甲斐もありません。
それで平成22年から農家直売でお米を販売してます。
これならお客さまの反応なども直接お聞きできますからとても
モチベーションが上がるのです。

また農協へ出荷しないということは出荷日は関係ありませんから時間的に
余裕が生まれます。それで乾燥も気温の高い時は通風乾燥のみで行ったり
2段階乾燥でテンパリングも1日ほど置いてじっくりと乾燥させます。
テンパリングすることでほぼすべての籾の水分値が揃ってきます。


今日も雨の1日でしたので今年の新米の分の米袋をS農業資材店で購入
してきました。
3枚重ねの米袋で丈夫にできてます。

その米袋にわが家の「ロゴマーク」を押しました。
結構な枚数があったので乾燥時間も入れて半日ほどかかりました。

でもこれでまた1歩稲刈りに近づきました。(*^^)v

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調製ラインを組んでみました

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今日は曇り時々雨のお天気でしたので、ハウスの中の草削りやハウスサイドに
張った網の撤去などを行いました。
また農舎のコンクリート床には調製ラインの各機器の位置をマジックで
印をつけてあるのでその位置に
    
   籾摺り機、1次米選機、色彩選別機、2次米選機(兼計量器)

などの機器を置きました。
水準器を使ってきちんと水平・垂直をとり、固定したので本気の
セッティングですね。(*^^)v
これで一応調製ラインの完成です。


籾摺り機の籾受け口には2階のホッパーからホースで籾が下りてくるように
なってますので最低作業人員は2人でOKです。
しかし終盤になってくると2階のホッパーの残籾の処理に1人いるのですが・・



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