畦草刈りに思うこと・・・

6月13日にイセヒカリの田植えをした田んぼがそろそろ出穂しかかって
きたので今日はこの田んぼの周囲の畦草を刈りました。


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まだ穂揃いとはいきませんが、あと1週間ほどで揃ってくると思います。
そこで只今心配なことは日本の南方の海上を西に進んでいる台風15号と
16号の進路ですね。
稲の穂揃い期に台風に直撃されれば花が散らされていつまでも穂が垂れてこなくて
(つまり実らなくて)最悪です。
毎年出穂期と台風が当たらないかと胃が痛くなる思いですが
こればかりは自然現象ですからなんともできません。
つまり人知が及ばないことだからこそ昔から神仏に祈って全国各地には
いろんな祭礼があるのですね。
けっこう稲作に絡んだ祭礼が多いです。



ところでこの写真を見てください。
向かって左側の雑草は枯れています。

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夏場に農道の雑草が枯れて茶色になっているということは自然現象では
まず起こりません。
草刈りは手間暇と体力がいりますからてっとり早く除草剤を散布したという
ことが一目瞭然です。
当地でも除草剤汚染が進行しつつあります。
憂慮中なり・・・(>_<)

なにが憂慮なのかというと除草剤を使うことに全く抵抗感がないという事実です。
遠慮しながら仕方ないオーラを出しつつ除草剤を使うのではなく、さも当たり前という
感覚でむしろ自慢しながら除草剤を撒いたんで草ひとつ無い!と公言するあたりに
失望感一杯なのです。


除草剤を使うということ自体が「罪悪」であるということを広く認識してもらう為には
一体どんな方法があるのやら・・・_| ̄|○














高田大日寺・愛宕山龍泉寺参詣

今年の参詣は16日になってしまいました。例年だと20日前後に
なるのですが今年は地蔵尊会式が22日~24日なのでその1週間前の
日曜日となると今日になってしまったのです。
自治会行事です。


高田大日寺は農耕牛のお寺です。
昔はどの家も農耕用の牛を飼っていましたので毎年このお寺に
お参りして牛の健康と安全を祈っておりました。
そんな昔の名残で毎年お参りしてます。

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天井には牛の絵が・・・

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その後は愛宕町の愛宕山龍泉寺へ参詣しました。
ここは火除けのお寺さんです。
昔々大火事になったときに火除けのお寺さんとして龍泉寺に
詣でるようになったと聞いたことがあります。
それ以来火事は起きていないとか・・・


2つのお寺を参詣してお札をもらってきましたので
早速台所の火を扱う場所に龍泉寺のお札を、
牛は今はいませんのでトラクターの置き場の長屋の柱に
高田大日寺のお札を貼りました。
故障知らずになりますように・・・



病気の発生かも?(他所の田んぼのことですが・・)

町内のAさんの田んぼであるが、一面まだら模様に稲の葉先が枯れている。
直径3~5mくらいの赤色の部分が一面に点在する状態である。
なんらかの病気には間違いないがAさんの別の田んぼも程度は小さいが
同じような症状である。


考えられることは肥料の種類と施肥のタイミングが悪かったのだろうか?
他所の田んぼのことなので本当のことはわからない。
なにしろ米つくりの根本が異なっているので想像するしかできないが・・・


どうも出穂してから葉先の枯死が進んだようなのでネットで調べてみると
「止め葉赤葉枯れ症」らしいということがわかった。
伝染しないので一安心ですが多肥の上に最近の高温で根が弱って発症するらしいです。
わが家は無肥料栽培なのでほとんど想定外という感じです。
やはり多肥は軟弱な稲に育ち同時に倒伏も招いてしまいますね。




ところで今日の午前中は小学校東側の出穂してきたばかりのイセヒカリの
田んぼの畦周囲の草刈りを行いました。
この草刈りが稲刈りまでの最後の草刈りとなります。


この田んぼはあと40日余りで稲刈りですね。

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今日のお昼は「甘い物」です

今日のお昼の仏さまの食事は「甘いもの」となっていますので
「ぜんざい」を作りました。
これはカミさんの力作ですがかなり甘いですぞ~!

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当然我々も同じ「甘い物」のお昼となりました。
甘くてとても美味しかったです。
ご馳走様でした。(*^^)v

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今年の稲刈り開始はいつごろかな?

4月下旬に田植えをした田んぼのコシヒカリの穂がようやく垂れてきました。
葉色はまだ緑色ですからあと半月はかかるかと思います。
わが家の栽培法は無肥料無農薬栽培ですから初期、中期とも葉色は薄い緑色
です。
稲も登熟期に入ると濃い緑色で終始した慣行栽培の稲は「黄土色」(カーキー色)
になってくるのに対し、わが家の稲は田んぼごと発光しているのでないかと
思われるような黄色になってきます。
昔、マルコポーロが日本を紹介するのに「黄金の国、ジバング」と呼んだように
当時、日本中で栽培されていた稲の黄色い姿を見てまさに「黄金色」に見えた
のですね。
わが家の発光しているような田んぼの稲の黄色を見ると間違っても仕方がないなと
思うことがあります。




稲は少しでも収量を上げようとしたりまたは登熟を早めようとして肥料を入れすぎると
綺麗な黄色にはならずに幾分土色がかった黄土色になってしまいますね。

■■■  黄色

■■■  黄土色



去年のわが家の稲の状況ですがとても綺麗な黄色ですね。

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今年のコシヒカリもこのように綺麗な黄色になるでしょうか。
とても楽しみです。
わが家のコシヒカリも順調に登熟を目指して育ってます。
あともう少しです。


現在はまだこんな状況ですね。

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