諸々雑感
有機農業で牛糞や豚糞などの有機堆肥を田畑に入れて
いるが最近除草剤で駆除できない雑草が増えてきたように思う
国産の除草剤は一応国内で繁茂している雑草に焦点を当てて開発
されているわけです。
有機肥料は当然牛や豚の飼料は輸入しているわけでその中に
外国産の雑草の種が混入しそれが牛・豚の体内を通過して
糞尿と一緒に排出されてそれが有機肥料として国内の田畑に
まかれて発芽成長してくる。
外国産の雑草を駆逐するには国産の除草剤では効果が限定的になる。
最近、いろんなお客さんのところへ行って話を聞いたりして
そんな感じを受けている。
有機栽培で環境に良いと思ってしたことが逆に環境を悪化させる
ことってありますね。
※ そうなんだね~
薄々私も感じてました。
わが家は自分ちで採れた作物残渣以外は田畑に入れてませんから
こんな心配は無用ですけどねぇ
有機栽培された稲わらでさえも田畑にはいれてません。
こんなことが起こるからですね。
◎近所のKさんの話
お前のところの米を食べたが、武将がいっぱいやってきている感じや。
うちも知り合いの農家からいい米を買っているがそれは雑兵がいっぱい
やってくるという感じなのさ。
そんなに悪い米を買ってはおらんのやけども食べ比べると違うんさな。
家内は炊き上がった時の匂いが全然違ったと言っていた。
何が違うんやろな~
※ Kさんの独特の表現ですが私も武将がやってくる味ってどんなん?って
突っ込みをいれましたがユニークですね。
◎大量に年間予約をいただいている個人のお客様
よそで買った米は高級米でもなんか臭いのですが
ここのお米は臭くないんですよ。
※ 伊勢市内の「喜心」で食事された後、店でお米の仕入れ先を
聞かれて直接わが家を訪問された方ですが個人なのに大量に予約されて
1か月ごとに買いに来られます。
買いに来られた時に話の中でそうおっしゃってました。
◎義理の弟の話
以前じいちゃんが米つくりをしていた時は「いろんな味がした
味の素の味に似ていた」(数種類の化学肥料の混合肥料をつかっていた)
兄ちゃん(私のことです)が無肥料無農薬で米つくりをするようになってからは
「なんの味も感じやんようになった」
※ 義弟は敏感な舌の持ち主で塩の銘柄を当てたりできるが毎年新米が採れると
今年はどうかなと試食をしてもらっている。
「今年もなんの味もしないよ」という感想をもらうと私としては「大大大安心」をするのですね。
毎年の人間食味計での検査ですね。