
最近海水浴場へのサメの接近が報道され遊泳禁止となったり大騒ぎと
なってますがサメの嗅覚はとてつもなく凄いということです。
小学校などの25mプールの中に1滴の血液を落とすと
かなり希釈されるわけですがそれでもサメは水の中に血液が混ざっていると
わかるということです。
希釈率を計算してみると縦25m横10m水深1mのプールの水の容積は
25万リットルです。
1滴の血液の容積は大体0.05ミリリットルですから0.00005リットルです。
希釈率は0.00005÷250000=0.0000000002で
0.0002ppm
ドラム缶(200リットル)内の水に一滴の農薬を落としてみると
その希釈率は0.00005÷200=0.00000025となり
0.25ppm
お客さまの中にはこの0.25ppmの極めて薄い希釈でも農薬に
対する反応でジンマシン、嘔吐、発熱、倦怠感・・が発症する方が
おられます。
これは作物における残留農薬程度の農薬の量というくらいです。
そう考えるとサメの血液に反応する嗅覚の限界は0.0002ppm程度
ですから測定器でも計測不能なくらいに凄い超感覚だと思いました。
生物の能力は人知を超えていると思わざるを得ないことに驚かされます。