またまた有機肥料の偽装のニュースです。
東日本の11の県でJAが販売した有機肥料の成分に偽装が発覚して
問題化しているという。
有機栽培といっても現代は手軽に有機肥料を購入してきて田畑に投入するという
お手軽有機栽培が主流です。
昔のように自家用で飼っている牛や馬の糞尿に稲わらを混ぜていわゆる堆肥を
自家製造してそれを使って有機栽培を行う農家はほとんどないと思われます。
また堆肥を自家製造していても動物糞尿は購入してくることが多く、実際糞尿を出した
動物がどんな飼料を食べていたのかまではわからないのが実情です。
飼料は今やほとんど外国から輸入してますから外国で生産された飼料の元を
調べることは至難です。
つまり誰がどんな方法で作った飼料を食べた動物の糞尿かわからないという
ことです。
解決策はただ一つ・・・
「無肥料無農薬栽培」しかありません。
自分の目の届く範囲内の草木(作物残渣、雑草、そこで繁殖した小生物など)を
活用しての栽培ですね。
作物同士のコンパニオンプランツや混植なども活用して肥料を使った作物にも
見劣りしない程度の作物を作ることを目指してます。
まだまだ道半ばという感じですが米つくりではやや手ごたえを感じてます。
これ放射性物質の内部被ばくを回避するということで考えてもかなり有効な
農法です。
いまや有機肥料にもセシウムなどの放射性物質が含まれているといわれています
から有機肥料を使わない無肥料栽培はとても有効だと思います。
参考・・・http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11441826564.html
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/hiryo_kekka.html
ちょっと格好よく言えば
「なにも足さない・なにもひかない・・無肥料栽培」
ですね。
いつも偽装のニュースを見るたびにそう思います。