田植え1週間目と1ヶ月目の違い
5月23日に2回目の田植えを行いました。
今日現在、1回目の田植えからは1ヵ月経過しました。
2回目の田植えからは1週間経過しました。
1回目の田植えの苗はやや葉長が伸びていますが分けつもなくほぼ葉姿は
動いていません。葉色はやや濃くなってきてますね。
2回目の田植えの苗はただいま葉よりも根の方に全精力を集中している段階ですから
葉色も薄く黄緑色になってきてます。
慣行栽培の肥料たっぷりの苗はわが家より遅い田植えなのにもう10本以上に
分けつして葉色も濃緑になってます。
このまま推移すると分けつし過ぎて無効分けつが増えるので6月下旬からは
中干しというのを行って地割れがするくらい田んぼを乾かしてしまいます。
そうすると流石に分けつは止まりますが地割れで根が切られてしまいますから
稲には結構なストレスかかりますね。
肥料を使ってどんどん分けつさせて成長を促進させて、ある時期からは中干しを
して成長を抑える栽培法が稲の生理に合っているとはとても思えないですね。
無肥料無農薬の米つくりは稲刈り直前まで水をたっぷりと入れたままにして
おきます。水稲という名のとおり水とは収穫まで縁が切れないのですね。
広い水田の「湿原環境」がまた多くの生き物を育んでいることも見逃せません。
わが家の水田では何度も何度も蛙などの生き物が世代を超えて産卵繁殖してます。
稲刈り直前までね。
(^^♪