出穂したら草刈り徹底!

お米の品質に最も影響を与える害虫は言わずと知れた「カメムシ」
です。乳穂期にカメムシに籾を吸われると外形上は全く変化が
ないのに玄米にしてみると黒い斑点が現れてしまいます。

お米の安全性や美味しさは全く変わらないのに黒い斑点が
あると見た目は悪くなります。
穀物検査では1000粒中に0~1粒までは1等米
同じく2等米は1000粒中に2~3粒まで
3等米は1000粒中に4~7粒まで
それ以上あると規格外となってしまいます。

なので農家としては少しでも高い価格で買い取って貰いたいがために
1等米を目指して農薬散布を何度も何度も徹底して行います。

わが家は無農薬栽培ですから農薬散布なんでとんでもないという
スタンスです。
ではどのようにしてカメムシ被害を防ぐのかということですが
昔ながらの畦草刈りの徹底です。
カメムシ被害の範囲としては畦から数メートルまでの範囲に集中してます。
つまり額縁状に畦に近いところが被害に遭うということです。
畦の雑草の中に巣くっていたカメムシが数メートル少し移動して水田の中に
入ってくるということですね。
ならば畦草を徹底的に刈り込んでしまえばカメムシの住みにくい環境に
なるわけで環境が悪ければより良いところに移っていきます。

雑草刈りは1ヵ月ごとに行いますが特に夏場は20日程度で刈らないと
間に合いません。
しかし出穂期から登熟期までの1ヵ月半は10日ごとに短く刈り込んで
おきます。
草丈が短いとカメムシにとっては劣悪な環境なので他所へ行ってしまいます。
爺さまに聞いたら昔は牛や馬をトラクター代わりに飼っていたので畦や堤防の
雑草はくじ引きで場所を決めていたそうです。
雑草を刈って牛などの餌にしていたのでよく茂る場所は取り合いになった
そうなのです。
今は堤防は国交省が業者をつかって草刈りしてますが雑草は産業廃棄物として
処理されます。
昔みたいに牛を飼っていれば村中で雑草を刈って餌にしてしまうのでわざわざ
産廃にして費用をかけて処理することもないのですが、なんだかな~と思って
しまいます。

雑草は宝物なのにね。。。

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わが家も畦草刈りをしたあとの雑草は畑へ運んでマルチにしてます。
万能マルチです。(^^♪






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