試練の年・・・反省
「農業は因果応報の商売やなぁ」と思ってますので自分で蒔いた種に
苦しめられるという構図です。情けないことです。
いくつか例を挙げると
1 春の育苗の際、小さいビニールハウスを使ったため保温不良で発芽不良になり
結局、蒔き直したので1か月遅れの田植えになった。
このため開花期がお盆の極暑と重なり受精不良から不稔が発生し減収になった。
2 冬の間に5~6回も田んぼをトラクター耕起したためジャンボタニシの成虫が
減少した。
そのため効果的にジャンボタニシを活用した除草ができなかった。
3 ジャンボタニシの除草効果を期待するあまり機械除草に入る時期が遅れた。
そのため雑草が繁茂し稲と雑草の競争に負けた株があった。(収量減)
4 地域の稲刈りシーズンからほぼ1か月も遅いので周辺からカメムシや
ウンカなどの害虫が集まって来るようになった。
よって被害が増した。地域と同じ稲刈り時期なら害虫の被害が分散される
とおもわれるが、無農薬栽培のため被害対策としては稲刈り時期をずらす
ことしかできない。
ほかにも原因があるかもしれないが・・・
来季はこれらの反省を踏まえて対応を考えたい。