大豆の生育状況と畦草刈り
6月5日に大豆の播種をしました。
畑全体をトラクターで耕起してから播種機で種まきをしたかったのですが、都合でトラクター耕起が
できなかったので一面雑草が生えているところを大豆を植えるラインを管理機で耕起して種まきを
するという方法に替えておこないました。
写真で緑が見えるラインは雑草で緑と緑の間の少し土が見えているところに発芽してきた
大豆が見えますね。
写真ではわかりにくいですね。
もう少し大きくなれば大豆と大豆の間は管理機で耕起してしまうつもりです。
水田の周囲の畦草は今の時期どんどん伸びてきます。
盛夏になると1か月置きでは間に合わず20日置きに草刈りをする感じですね。
7月中旬の出穂時期までにもう1度草刈りを行いますが出穂してから稲刈り直前までは
1か月半ほどありますが草刈りを中止します。
理由はカメムシ対策です。
カメムシはイネ科の雑草が好きなのでイネ科の雑草が生えている畦に集まってきますが
このとき草刈りをしてしまうと畦に集まっているカメムシを水田内へ追いやってしまうことに
なりますので稲刈り直前までは畦の中にいるように手を付けません。
カメムシ防除で殺虫剤を散布すればかなり被害を低減できるのですが、わが家は
無肥料・無農薬栽培を行っているので農薬を使えませんので
やつらの生態を利用した方法を行ってます。
従って稲刈り直前は畦草がものすごく繁茂してしまいますが仕方ないですねぇ。
最も稲刈り直前になれば稲穂の籾も硬くなっているので畦の中のカメムシを
水田内に追いやっても被害はでないのですがね。
出穂してきて幼穂の中にでんぷんが充填されてくる時期にカメムシはこのドロドロの
でんぷんを吸いに水田内に入ってきますから、この時期に水田内に入らないように
できればいいんですけどね。