当時は全て農協に出荷していましたので集荷が終わると「野上り」と呼んでいわゆる
「野上り饅頭」を作って親戚中に配ったものです。
もう「野上り饅頭」を配ることはありませんが、わが家も本日無事「野上り」となりました。
お盆から長雨が続き果たして稲刈りができるのだろうかと気を揉んで天気予報を
何度も調べたりしておりましたが、長雨の間隙をぬって数日間晴れるという
情報をキャッチ、急遽8月19日、20日の2日間で稲刈りを行いました。
予定では8月21日~23日の間に行う予定でしたが調べるたびに天候が悪くなって
きてました。
早めに刈るか、あるいは遅らせるか思案のしどころでしたが19日、20日の2日間が
晴れの予報に変わってきたので早めに稲刈りを行いました。

当日は義息子が手伝いに来てくれました。
初めてのコンバインによる稲刈り作業でした。

刈り取った籾は穀物乾燥機へ運び水分値15%に乾燥させました。
その後来年用の種もみを選別しました。
種になるので特別に充実した優良な種を選別しました。

そして昨日と今日の2日間で籾から玄米にする「籾摺り」作業を行いました。
籾を乾燥機から2階のホッパーへ上げた後、パイプを通って籾摺り機へ降りてきて
1次選別機、色彩選別機を経て計量器で20キロ用の米袋に玄米を充填して
保冷庫へ搬入しました。
一連のライン作業ですがこれも息子や義息子の手伝いがあり大変助かりました。
20キロの米袋を200袋以上も9段くらい積み上げるのは大変です。
私はできませんのですべてやってもらいました。(楽)


なにはともあれ本日無事「野上り」しました。!