今年の夏の高温にどう対処するか!
どうも今年も昨年と同様にかなり暑い夏になりそうです。
昨年は本当に暑くて7月から9月まで体温越えの高温が何日も続いた。
稲にも当然に「高温障害」が影響して品質は悪くなった。
いわゆる「シロタ」や白濁米というものが発生しました。
稲はそもそも熱帯の植物が原産ですから暑さには強いはずですが
想定を超える異常な高温で被害が発生しました。
慣行栽培であれば用水のかけ流しや深水、肥料の投入などの回避策が
いろいろありますが無肥料無農薬栽培では肥料の投入はできませんし、用水のかけ流しは
地域の水利組合の関係でかなり水を使うのでこれも難しいです。(慣行栽培の7倍くらい)
残るは深水にすることですが、これも普通深水といっても水深10センチ程度ですね。
私も水深10センチを維持するようにしておりました。
調べてみると水深は20センチ以上で、理想は30センチが良いようです。
水深30センチの水田といえばもう池ですね。
それだけ深いと当然波が立ちます。
波が畦に打ち寄せて徐々に浸食されて畦が崩れてしまいますね。
そこで昨年までは畦が崩れた箇所には畦シートを当ててそれ以上崩れるのを防いで
いました。
しかしこれは水深10センチ程度の時の話で水深を20センチ以上にすればかなり
畦が浸食を受けくずれてしまう恐れが十分考えられます。
水深を20センチ以上にできれば、夏の高温でも水面は30度くらいでも土底では
17~18度くらいということです。
畦の高さは40センチはあるので崩れなければ水深30センチくらいは貯められる
と思ってます。
畦シートではかなり設置に労力がとられるのでもっと簡便に楽にできる方法を模索中です。
いまヒントとしては畑で使う黒マルチを使えないかと思ってます。
破れやすいのが弱点ですが・・・
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