わが家のお米の栽培方針・・2

この世の中、情報社会であり真実・虚偽のいろんな情報で溢れており
一体何が真実であるのかわからない状況です。
ただ米農家として自分で米つくりをする上で自分で確実に選択判断出来る方法を
採ろうと考えていました。

実際の米つくりで必要なのものは
田んぼ 種籾 水 肥料 などです。

・田んぼは大畦を作って隣の田んぼと水が混ざらないように切り分けをしました。
  (わが家の田んぼの水位が高いので隣の田んぼの水は入ってこない)
・種籾は毎年自家採取した籾を使っています。
  (慣行栽培の種籾を購入しないのです)
・水は1級河川「櫛田川」の水を使っています。
  (櫛田川の水は厚生労働省から「水道水がおいしい都市32選」に指定された)記事が載っていた。

・さて最後の肥料ですがわが家では化学肥料はもとより米ぬか・堆肥や牛糞などの
有機肥料も使っておりません。
この理由は有機肥料に問題があるからです。
自家で賄えない以上有機肥料は購入するか有機資材を購入して作ることになります。
資材の家畜の糞尿はほとんど輸入された配合飼料ですが農薬類を多く使用した穀物が
原料です。
米ぬかも農薬を使った慣行栽培の玄米を精米して得られるものなのでそれも問題です。
(農薬は玄米の胚芽と表面にほとんどが溜まりますので精米したら胚芽と表面は米ぬかに
 なります。)
また原発事故で多くの放射性物質が放出され、市場に出回らない汚染農産物が有機肥料に
加工されて全国に販売されているとか。

健康によいと思って有機肥料を使って農産物を栽培することが放射性物質を拡散させ、
体内へ吸収されていることにはならないのかと危惧される状況なのです。


それなら肥料をつかわない農法で栽培すれば上記のような心配を払拭できるのでは
ないかと思っています。
まさに無肥料無農薬での栽培です。
これなら自分の目の届く範囲内の作物残渣や刈り草などの雑草、無肥料無農薬栽培の米ぬか
のみを使って栽培できれば究極の安全性が確保されるのではないかと考えました。


今年で9年目の無肥料無農薬栽培での米つくりですが当初は農薬類を排除するという
考えで始めたのですが、原発事故が発生して放射性物質をも排除するということにも
効果的であると思いました。


有機肥料を自家用資材のみで自家生産できるならいいのですがまず無理なので
購入した米ぬかや動物糞尿などを購入して作ることになると思います。
折角、有機肥料がよいと思って作ったものが逆に健康を害することになり
本末転倒のように思います。
それなら「何も入れない、何も足さない」というウィスキーのコマーシャルの
ように無肥料無農薬栽培が最も安全ではないのかなと思っています。

これからは安全・安心が最重要キーワードになるのではないでしょうか。
情報が多すぎて何が安全で何が危険なのか判断できない以上、使わないという
選択が最良のように思います。


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わが家のお米の栽培方針

わたか農園では、「作物は人の口に入るもの」ですから、いかに安全で健康な作物を作るかについて試行錯誤を繰り返してきました。
化学肥料を使用した慣行栽培やたとえ堆肥などの有機肥料を使った有機栽培でも「肥料」を田畑に入れれば、作物は肥料を吸収して異常に生長が促進され肥満し不健康な作物になりがちです。
虫や病気は肥料を入れて栽培されたそのような不健康な作物に集中して多く発生しますから、「肥料」を使えば使うほど多くの虫や病気を招いてしまいます。

このような生長促進され肥満した不健康な作物は、病気や虫の被害を受けやすく、それを農薬等を使って殺虫・殺菌して収穫・出荷しているのです。 一般的な市場に流通している作物の9割以上はそのような作物です。


「健康な作物を栽培する方法」を模索している時、全く作物に肥料を与えないという栽培法がありました。
それが「無肥料栽培」というもので、人為的に「化学肥料も有機肥料」も使わないので作物は自力で根を深く広く延ばして「エンドファイト」などの有用微生物群や小生物との共生関係を自ら築き、自身の生長のための養分を集めなくてはなりません。 人はただ「有用微生物群や小生物が繁殖しやすい環境」を作ってやることしかできません。 そんな環境を作るためには無肥料・無農薬は絶対の条件なのです。

人は健康な作物を食べてこそ健康になれると思っています。


当農園の「お米」は毎年、自家採取しています。
前年の稲刈り作業時にコンバインから田んぼに落ちた稲藁と1坪にスプーン1杯程度の極めて微量の米糠を散布して米つくりをしています。


嬉しいことに、この無肥料無農薬という栽培法を続けていくうちに毎年毎年お米が美味しくなっていきました。
またこの栽培法は農薬や有機肥料や化学肥料も使わないので、自然環境にも全く負荷をかけません。 そのため今では姿を見かけなくなった昔の沢山の生き物が戻ってきて「住民登録」してくれるようになりました。

つまり「生き物あふれるたんぼの米つくり」がわが家の田んぼでは実現しているのです。





当農園の無肥料無農薬のお米の特徴

○無農薬はもちろん化学肥料はもとより堆肥などの有機肥料も使っておりません。

○わが家のお米は土と水と太陽の力と溢れるような生き物の助けを借りて栽培されました。

○このお米の食味は清らかですっきりとしたのど越しの大変美味しいお米です。

○化学物質過敏症の方でも反応がでなかったとお聞きしました。

○年配の方からは子供の頃に食べていたお米の味がするね・・とよく言われます。

○なによりこのお米は百姓に自信を与えてくれる。(笑)


無肥料栽培はING・・・中

今日、徳島県のHさんという方の訪問を受けた。
この方のバイブルは稲葉光圀さん著の
「あなたにもできる無農薬有機のイネつくり」という農文協から
出版されている本とのことでしたが、なんと私も購入していました。

以前何気に本屋で立ち読みをしているとこの本の
   「多様な水田生物を活かした抑草法と安定多収のポイント」
という副題が目に飛び込んできたのである。
副題の前半部分にかなり惹かれた・・・

水田の多様な水生生物をどうやって活かすのだろうかと思いつつ
読むと
○水田生物の多様性を活かしたコナギの抑草管理というのがあった。
  ・米ぬか、くず大豆、くず麦などを投入し有機酸やサポニンを発生させて
   雑草を焼いてしまう。
  ・乳酸菌、ユスリカ、糸ミミズ、緑藻類を増やしトロトロ層をつくる
  ・にごり水、緑藻類、浮き草類による光遮断
  ・根粒菌がコナギの養分吸収を阻害
というものであったが、無肥料の栽培方針に合うものは
  ・乳酸菌、ユスリカ、糸ミミズ、緑藻類を増やしトロトロ層をつくる
  ・にごり水、緑藻類、浮き草類による光遮断
のものに限られるようであった。

最も浮き草は水面に養分があると発生するので無肥料の場合は浮き草は
発生しない方がいいのですが。

特ににごり水はいいかも?
うちの田んぼはミジンコが多いのか、田植えしてからいつまでも濁っているが
1ヶ月濁りがつづく田んぼは雑草が生えずにツルツルに土が見えてましたね。

現在はいろんな資材を輸入に頼っているので思わぬモノが影響を与えることになる。
牛の飼料、小麦粉も輸入にホストハーベストの問題もあり、化学物質を全く
ゼロにすることは不可能なような気がする。

ある化学物質過敏症の患者さんはかなり重症で人と話をするのも自分は必ず
風上に立ち、距離も3mもあけるというのです。相手の方の服から漂ってくる
物質で反応するらしいです。
200リットルのドラム缶の水にたった1滴の化学物質で反応が出てしまう。
その方は最近までお元気で仕事をなされていたのですが、ある日突然、化学物質
過敏症になってしまわれた。

非常に個人差がある病なので健常者は全く理解できないとは思いますが、
不用心に摂取しつづけているとある日突然発病し、生活が一変するかもしれません。
これも花粉症と同じで人によってある一定の容量を越えると発症するようです。
日頃からこれらの物質の摂取を控えるように用心をしておかないととんでもないことに
なるかもしれません。

お米つくりも現在は農薬+化学肥料の栽培がほとんどです。
有機栽培も有機のための資材がほとんど輸入が多いですから全くゼロには
できません。

無肥料無農薬栽培ならサイクルは1枚の田んぼの中で完結していますから
摂取を限りなくゼロに近づけてくれる栽培法です。

当地でこの栽培法を早く固定化していきたい。
固定化とは毎年毎年固定化された方法で目的を達成できることですが、
無肥料無農薬という原則は不変でも細かいことでは毎年いろいろと
変えて試行錯誤していますからね。

それに直接販売をしているのでお客さまの生の声を聞かせてもらえるという
ことですね。
これは非常に励みになり、勇気百倍!で来年の試行錯誤の原動力となって
います。

今日はなんか取りとめのない話でまとまらなかったのですが・・・

スマンです。_| ̄|○



















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